夏競馬についての考察

夏競馬と言えば、夏巧者と牝馬を狙うキライがある。
だが、ただこのセオリーを鵜呑みにしていても能がない。


なので、何で、夏巧者と牝馬を狙うといいのかを考えてみた。
では、夏だけ強い馬の内情を紐解こう。

1:ピークが夏に来てしまった
2:平坦コースじゃないとしんどい
3:夏の暑さにめげない
4:絶対的に得意なコースがローカルにある
5:メンバーが手薄(王道系がほぼ夏休みだから)

こういう事なんだと思う。
つまり、夏に強いんじゃなく、年間通してのJRA開催スケジュールの
スキをついた馬が勝ってるってだけの話なんじゃなかろうか。

秋へ向けて本格化の途上中の馬VS夏だけ好走する馬では、
100%前者の方が強いんじゃないか?


つぎに、夏は牝馬を買え!というセオリーについても紐解こう。
確かに夏は条件〜G3くらいをさまよう牝馬が爆発する季節だ。



1:牡馬が手薄になる
2:長距離重賞レースがない(牝馬が牡馬に敵うのはマイルくらいまでが定説)
3:古馬牝馬が目指す頂上決戦が少ないので、ピークをここに持って来やすい
4:ハンデや別定が、評判はもとより、ハンデキャッパーをも裏切る


正直、牝牡混合の重賞で好走してくる牝馬は、それなりの人気を背負っている。
なので、ここでは牝馬戦の穴の開き方を考えてみる。
ここで重要なのは3と4だ。3は全ての牝馬に言える事だ。
どれだけ人気がなくても、連敗中でも、ローテーションが整っている馬が走る。
そう。年明けからデカイ牝馬重賞を使ってきた人気馬よりも、
OPで牡馬と戦い、じっくり夏に向けて英気を養ってきた馬が勝つんだろう。
さらに、そういう馬にハンデの恩恵が与えられるもんだから、穴が開くのでは?


あくまで考察です。