高松宮記念(G1)
春の短距離王決定戦!
ではあるが、イマイチ、ここを勝っても一流スプリンターにはなれない。
逆に、一流スプリンターだからってここを勝つとも限らない。
一流スプリンターの中でも、ズバ抜けていないと勝てない…
何とも不思議なレースだ。
多分、開催時期的に中途半端だからだろうが。
ブンブンの『とんでもペース』で進む事が多いレースだが、
芝の荒れ方にムラが出るこの時期の中京。
どのコースで行われるかに注視すれば、
先行が粘れるか、大外ぶん回しが届くかが分かる。
実力が拮抗する場合が多く、展開の読むのがカギ。
展開次第でありえない低人気馬が絡むから怖い。
何より、スプリンターズSの王者が出てきたとて、
『休養明け』のパターンが多くて、取りこぼす事が多い。
そこに台頭してくるのが、
マイルからシフトチェンジしてきた(マイルの厳しさを知っている)馬や、
12月以降、最高のローテーションでここにメイチで来たG3メンバー。
この辺が、中穴を開ける。
そして、これらをマークして(展開に恵まれた)超人気薄がぶっ込んでくる。
他のG1とは予想の観点を変えないと、
当たってもガミみたいな馬券か、無駄な夢馬券しか買えなくなるレース。