一番強い脚質は?


便宜上か何かは知らんが、馬の脚質は4つに分けられている。
これも馬場状態同様、おおよそのものでしかない。
いくつかの新聞、サイトの馬柱には脚質を6つくらいの「←」で表記しているが、
正にそれくらい抽象的なものだと捕らえるべきだと思う。


で、オレの思う最強の脚質は、「前目の差し」
4番手くらいから、先団を射程距離内に捕らえながら、
後続には手出しをさせずに、直線好位から抜け出して勝つ!!
これが最強の脚質だろう。
脚の速さ・力強さ、気性と根性、全てが必要な戦術だからだ。


逃げ・追込みが、強いイメージがあるが、それは馬込みに入ると、
他馬に付け入られる可能性があるからやむを得ない戦術だと思っていい。
現に、逃げ馬には気性難な馬、臆病な馬が圧倒的に多い。
追込み馬には根性がない馬、キレだけが取り柄の馬が圧倒的に多い。


完全な差し馬でも、脚が使える時間がネックとなって仕掛けるタイミングを、
繊細に図って戦う必要がある。
そして、完全な先行馬も、押し切るだけのスタミナ・タフネスがとんでもなく必要だ。


結果、落ち着くのは、先行と差しの中間くらいの脚質だ。
前を捕らえられる位置にいれば、ペースや馬場に泣かされることも少ない。