キライな人


カテゴライズがオカシイと思うだろう。
ここではオレのキライな人を発表したい。


なんのこっちゃ!?


でも、きっとみんなも共感してくれるハズやと、
そう信じている!




1.博士
パドック博士。10分前博士とも言う。
かなり居る。とくに若いヤツ(オイラと同世代くらい)に多い。
マークやメモをしまくった新聞を眺めながら、
自分より競馬知識が若干低いツレといる事がほとんど。


『この馬は2歳の時にどうちゃらこうちゃら』とか
『首を上げて歩いているから、人気でも切った方がいい』とか
とにかく知識がないツレに我がの知識をブチ込む。


その詰め込み教育は発走直前まで続くが、ツレはだいたいダルそうだ。
しかも声がデケーから、周りはかなり迷惑だ。
うっとおしいこと山の如し!邪魔だ!!
だまってレース見ろ!!予想し終わったんならだまってドキドキしとけ!!


そしてそういうヤツは、
ほっとんどビブレとかダイエーで買った様なダサい服を好み、
羽織ってるシャツには、無意味な英字が敷き詰められている。




2.ヤカラ
競馬場にも出没する。競馬ではなく金を賭けるのが好きな若者。
だいたい男3、女3くらいでやってきて新聞で場所をとり、
どうやって稼いだのかも分からん金で、
1点5万みたいなとんでもないかけ方をする。


夏はコンガリ焼けてタンクトップ、冬はフェイクファーのフード。
肩にはトライバルのタトゥーあり。女にもあり。


最大の迷惑は、声が異常にデカい。
競馬を知らない事が奏功して、とんでもない穴馬券を当てる。
ヤジがおっさんらよりもゲスい。


あと、本場場入場とかファンファーレで○○○イな程、盛り上がるのも特徴。




3.バカップ
恋人と競馬場に来るのは、凄いいいことだと思う。
でもなんで競馬場でイチャついているんだろう?
何故?なぜ、辺鄙な淀で、仁川で、イチャついているんだろう。
意味がわからないんだ。
こういうヤツに限って、イヤにいい場所取っているのがハラ立つ。




4.イクスプレイマー
造語だが。イイワケ君だ。
レース後、言い訳ばっかするやつ。
オレはそれを横で『ざまぁみさらせ』と思うのが趣味だが、
『あ〜ぁ、何であの騎手を信じたんだろう』とか
『そういやパドックでも気配が気になってんけどな』とか、
言い訳のベクトルが完全に自分以外に向いているのがムカッ腹が立つ。




5.イタコ
オレはそう呼んでいる。
一人でしゃべっているオッサンである。
レース前もレース中もレース後も、ずっと誰かとコンタクトしている。
『お、おまえには見えているのか!?オレのスタンドがッ!?』
と、念じてみたりするんだが伝わらないので、
多分、そういう能力を持ってはいないんだろうが、ずっと喋っている。
誰と競馬の話をしているんだろう?


死んだ母親だろうか?森の妖精だろうか?
スピリチュアルカウンセラーだろうか?
バシャールだろうか?分からん。
ただ、気になってしゃーないし、うるさい。



あると思います。何で発表したかと言うと、
これからのG1シリーズ。彼らが大量発生するからです。
だからオレは競馬場が、ちょっとキライになった。
カワカミプリンセス降着の時のエリ女とか、最悪だった。
だいたいあの頃から、オレは競馬の見方を考えるようになりました。